多くの方が土地探しで陥る落とし穴

多くの方が土地探しで陥る落とし穴

家づくりをされるほとんどの方が
『日当りがいい土地を買いたい!』
と思っていることでしょう。

この日当りがいい土地というのは、
一般的には敷地の南側に道路が接しているいわゆる
『南側道路の土地』のことを指します。

太陽の光が一番入る南側に、
光を妨害するものが建たないことから
一見日当たりが良さそうに見えるこの南側道路には、
実は2つの落とし穴が潜んでいます。

多くの方が土地探しで陥る落とし穴 その1

まず1つ目の落とし穴ですが、
『土地の値段が一番割高な上、誰もが同じように狙っているため
手に入りにくいし、価格交渉をする余地もない』

ということです。

他のお客様も、あなたと同じように、
せっかくなら日当りがいい土地を買いたいと思っています。

ですから、競合が多い日当たりが良さそうな土地というのは、
広告や雑誌に載る前に売れてしまうことがほとんど...。
偶然出会ったとしても、もちろん価格交渉の余地など全くないでしょうし、
その土地が良いかどうかも分からない状態で即決を
迫られることになるでしょう。

その上、需要が供給を上回るそういった土地は、
価格の設定も割高にしてあるでしょうから、
土地に予算を使い過ぎて肝心の家に予算が回せなくなってしまう...

あるいは、家まで予算オーバーしてしまうとなると、
住宅ローンに負担がのしかかってくることになり、
建てた後の生活が苦しくなってしまうことに
なりかねないというリスクを持っているのです。

多くの方が土地探しで陥る落とし穴 その2

2つ目の落とし穴は、
『日当たりはいいけど、そのせいで人目が気になる暮らしにくい家に
なってしまうかもしれない』

ということです。

日当りが良さそうな土地で設計図を描くとしたら、
ほとんどの住宅会社が間違いなく南に大きな窓をつくるでしょうし、
あなたもそういう設計をきっと望むことでしょう。

しかし少し冷静に考えてみてください。

あなたの土地の南が道路だとしたら、
そこには車や人がたくさん通ることになります。
そして、隣近所の方だけじゃなく知らない方からも
家の中が見えてしまうという状況になります。

そうなれば、人目が気になり、リラックスしてリビングで
過ごせなくなってしまい、常にカーテンを閉め切るようになってしまいます。

住む前までは、明るくて日当たりが良さそうな家だったかもしれません。
ですが住み出した途端、人目が気になることから窓もカーテンも閉め切ってしまい、
暗くて風通しが悪い家に変身してしまうことになります。

これでは、なんのために日当たりがいい土地を
高いお金を出して買ったのかよく分からなくなってしまいますよね。

ですから、日当たりが良さそうな土地も、
設計時においてなんらかの工夫をしなければいけないのです。

結論

誰もがいいと思っている『南側道路』の日当りが良さそうな土地でさえ、
メリットだけではなくデメリットもあるのです。
土地を探すなら、南側だけに固執せずに、他の方角を向いた土地も見てみましょう。

初めから100点満点の土地を探すのではなく、設計次第ではデメリットも解消できますので、
気になる土地がある方、もしくは土地探し中の方
「この土地が気になってるんですけど設計してみたらどんな感じになりますかね?」と
購入する前に一度ご相談ください。

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