【保存版】2way玄関は必要?メリット・デメリット&活用法について解説

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玄関は、家族にとっては日々行き来する場所であり、招いたお客様にとっては家の第一印象を決める場所です。
ですので、いつでもきれいに保てるような工夫を凝らした「2way玄関」が流行し、今では定番となってきました。
この記事では、そんな2way玄関についてのメリット デメリットについて詳しくお話していきます。
また、2way玄関を最大限活用するためのポイントもお伝えします。

2way玄関とは?
2way玄関 事例

2way玄関とは、家族が日常使いする「帰宅動線」
お客様に通ってもらう「来客動線」といったように動線を分けている玄関のことを言います。
「急な来客でも玄関がすっきりしているので、慌てて片付けなくて良い。」ということで採用されはじめ、
今ではよく見かける間取りとなりました。


2way玄関のメリットとデメリット
では、実際に2way玄関にするとどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

メリット
〇動線の分離
・来客用と家族用の動線を分けられるため、生活感を見せずに、すっきりとした印象を保つことができます。

〇収納力の向上
・土間を広めに確保すれば、アウトドア用品やベビーカー、ゴルフバッグなどの大きな荷物も置けます。


デメリット
〇スペースが必要
・ある程度の広さがないと、動線が使いずらくなり家族用玄関が物置になります。
結局、来客用玄関をメインで使っているという意見も。

〇コストがかかる
・広くスペースをとる分、建築コストが上がります。
床タイル、クロス、照明など仕上げ材の量も増え、ドアで仕切る場合その部材と施工費用もプラスされます。

〇掃除の手間
・2way玄関にすることで掃除や片付けをする範囲が広がります。

〇動線が長くなる
・間取りによっては、家族の帰宅動線が長くなり使い勝手が悪くなってしまいます。


2way玄関はどんな人がおすすめ?

2way玄関を採用するならどんな人がおすすめなのでしょうか?
それは、「玄関を広くとれるほどのスペースがあり、来客の頻度が高い人」です。
先ほどのデメリットにもありましたが、ある程度のスペースがないと使い勝手が悪くなり、
せっかく動線を分けても物置と化してしまいます。

延べ床面積で40坪くらいあれば使いやすい2way玄関を作りやすく、
35坪くらいだと結構厳しくなり他の要望次第という感じになります。
30坪ほどだと2way玄関に分けない方が良い間取りになるケースが多いです。

また、せっかく分けたけど急な来客があまりないから、分ける必要がなかったという声も聞いたことがあります。
2way玄関を採用する前に、何を優先したいのか、どんな玄関にしたいのかを整理してみると良いでしょう。

2way玄関を活用するには?

2way玄関を最大限活用するためには動線が重要になります。
ただお客様の動線と家族用の動線を分けただけだと家族の帰宅動線が長くなってしまう場合があるからです。
そうなってしまうと、だんだんお客様の動線から出入りするようになり、いつの間にか家族用の動線が物置と化してしまいます。

2way玄関 間取り
上の図のように家族用玄関を通じて、洗面室あるいはパントリーなどに回遊できるととても便利です。
例えば、お子様が運動部の場合。玄関から洗面室へ直接アクセスできる動線があると、
「帰宅 → 手洗いうがい → 練習着を洗濯かごへ」とスムーズに流れを作れます。
泥や汗のついた服をLDKに持ち込まずに済むので、清潔な暮らしが保ちやすくなります。

下の写真のお家では、買い物をした後の重たい荷物をすぐに置けるようにするために
帰宅動線からパントリーに行けるようにしています。

2way玄関 事例

まとめ
今回は2way玄関についてメリットデメリットをお伝えしました。
玄関に限らずですが、流行っているから、定番になってきているからと言って必ずしもそのご家族に合っているとは限りません。
なぜなら、ご家族の人数やライフスタイルなどがそれぞれの家庭で違うからです。
素敵空館ではお客様についてヒアリングさせていただき、そのご家族に合った間取りを提案します。
広島市やその近郊でお家づくりを考えている方、ぜひ一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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