2023年8月 9日

スタッフ紹介

設計・監理

《 設計・監理 》
朝日 秀恵 - asahi yoshie -
二級建築士 インテリアコーディネーター 整理収納アドバイザー

大切にしているのは、お客様の人生をつむぐ場所を作り、心と時間を豊かにする場所をつくるということ。ご相談、資金計画、土地探し、設計、工事監理、アフターサポートまですべてに携わらせていただいております。何十年後の暮らしも幸せが続くように、良いデザイン、安全や快適性をお客様にあった形で提案することに全力を尽くします。


お客様担当


《 住宅アドバイザー 》
三木 杏奈 - miki anna -
整理収納アドバイザー


お客様のお家づくりに携わらせていただいたことに感謝し、また、素敵空館で建てて良かったと思っていただけるように、誠心誠意対応いたします。


不動産


《 不動産 》
西田 洋幸 - nishita hiroyuki -


お客様が口にしている通りの土地ではなく、お客様が本当に望んでいる家が建つ土地かどうか、ということを念頭にお客様の"目"の代わりになるよう土地を探し、厳選してご提案します。


現場監理


《 現場監理 》
杉田 俊樹 - sugita toshiki -


私が仕事を好きな理由は、お客様に喜んでもらえるから。喜んでもらえなかった物件は技術的に優れていようが、評価に値しません。小さなことにも目を配り、気を配り家づくりを進めていきます。


大工


《 大工 》
神田 隆 - kanda takashi -


良いモノをつくるんだと心に決めてから、はや40年以上たちます。これからもずっとその気持ちを忘れずにやっていきます。


塗装


《 塗装 》
水野 徹 - mizuno tooru -
一級塗装技能士


いかにきれいに仕上げるかをいつも考えて、お客様に納得してもらえる仕事を心掛けています。


給排水・設備


《 給排水・設備 》
野地 亨平 - noji kohei -


お客様が安心して、お水やお湯を使ってもらえるように正確で丁寧な仕事をすることを肝に銘じています。


内装仕上げ


《 内装仕上げ 》
泉迫 高志 - izumisako takashi -
一級表装技能士


クロス工事は、内装工事の中でも仕上がりが及ぼす影響は大きいので、自慢の技術力でクオリティの高い仕事をします。


電気設備


《 電気設備 》
吉川 淳 - kikkawa makoto -
第二種電気工事士


電気配線は隠れてしまう部分ですが、懇切丁寧をモットーに仕事をしています。


お客様担当


《 お客様担当 》
坪井 芝津恵 - tsuboi shizue -
整理収納アドバイザー


お客様に寄り添い、親近感を感じてもらえる対応、そして一緒になって楽しむ、そんな素敵空館の「人柄」のようなものをしっかりと感じていただけるように努めています。


お客様担当


《 お客様担当 》
折田 千春 - orita chiharu -
整理収納アドバイザー


私たち素敵空館のスタッフは、家づくりへの情熱は誰にも負けません!私たちに、お客様の笑顔あふれる家づくりのお手伝いをさせてください!


代表取締役


《 代表取締役社長 》

坪井 健 - tsuboi takeshi -



当社の社名STWとは Spread The World の略です。
この意味は "広がりゆく世界" と言う意味です。
私たちは、人と人との繋がりや ご縁を大切にし、
どこまでも終わる事なく繋がっている人の輪を信じ、社会・事業活動の中で人の心に優しく暖かい元気や勇気を届けることができるよう日々務めています。
創業した平成18年以来、おかげさまで10年以上に
わたり地域の皆様とともに発展してまいりました。

私たち素敵空館は、お客様の「家」をつくるだけでなく、そこから始まる新たな「ライフスタイル」をデザインします。
家は家族の暮らしを守り、より豊かにしていく場所です。
生涯にわたって、家族のしあわせを預かる場所だからこそ、私たちはお客様のふくらむ夢や希望を
しっかりとした"かたち"にしていく必要があると考えます。
家族の将来の姿に思いを馳せながら、家づくりにおいて大切なことをひとつひとつ決めていく。
それは、暮らす場所であったり、間取りであったり、お金のことであったり、あらためて家族の人生と
向き合っていくということなのかもしれません。
「家を建てることは、未来を考えること」。
すべてのご家族様の今とこれからに寄り添いながら、お客様にとって本当に納得のいく家づくりのお手伝いを
してまいります。
 
また、関係各社との協力体制もより強固なものとし、お客様の信頼とご満足を第一に考えた独自のシステムを
構築しております。
 
そして、この先もより良い工務店であり続けるよう、お客様へのトータルサービスを当社内でワンストップで
叶え、それぞれのご家族さまのライフスタイルやニーズに最も適した住まいのカタチを提案・実現するために
新しい技術とノウハウをもって誠心誠意お応えしていきます。

お客様の人生の大切な機会に関わらせていただくことに心から感謝をこめて。



素敵空館 株式会社STW
代表取締役

tsuboi.png

会社案内

会社案内


広島市の工務店 素敵空館 株式会社STWの会社案内です。

社名 素敵空館 株式会社 STW
連絡先 郵便番号:730-0843
住所:広島県広島市中区舟入本町19-13
電話:082-295-3931(代表)
FAX:082-295-3932

フリーダイヤル:0120-264-180
設立 平成18年12月14日
代表取締役 坪井 健
資本金 3,500,000円
業務内容 1.建築工事業
2.建築物の設計及び工事監理
3.屋根工事業
4.内装仕上工事業
5.大工工事業
6.タイル・レンガ・ブロック工事業
業務案内 新築住宅設計・施工 / デザイン住宅 / 注文住宅
リフォーム・リノベーション / 資金計画 / 土地探し
登録・許可 建設業許可番号:広島県知事許可 (般-3) 第38137号
二級建築士事務所登録:広島県知事登録 18(2) 第2202号
第三者保証 株式会社日本住宅保証検査機構(JIO)
株式会社家守りホールディングス
地盤ネット株式会社
日本リビング保証株式会社
日本ホウ酸処理協会 日本ボレイト株式会社 
取引銀行 広島信用金庫 広島銀行 もみじ銀行
営業時間 9:00~18:00
定休日 不定休
店舗 facade.jpg


会社案内


2006年12月
広島市にて株式会社STW 設立
建築設計事務所登録、住宅事業、リフォーム・リノベーション事業、保険代理店、軽運送事業 開始

2008年9月
省エネ窓ガラスコーティング事業 開始

2016年10月
㈱大京グループ ㈱大京リフォーム・デザイン指定工事店 締結

2017年1月
広島県知事 一般建設業許可 登録

2018年5月
住宅事業 リフォーム・リノベーション事業に 『 素敵空館 』 を新設

2018年10月
新築住宅設計・施工、注文住宅事業 自社住宅商品開発 開始

2019年3月
自由設計 フリープラン注文住宅 『 ラヴィーユシリーズ 』 販売開始

家づくりへの想い

建築士 朝日の想い


素敵空館 監理・設計
建築士 朝日 秀恵
朝日 秀恵


新しく建てたお家で幸せに笑顔で
この先の人生過ごしてもらえたらそれが一番です。

日々生活をしていると
悲しいことや辛いこと、
いろんなことがあります。

でも、家に帰れば癒されて
笑顔になれる生活が続いてればいいな
と願っています。

お家を建てるということは
これから一生そのお家で暮らすということ。

私は『いつまでも幸せに住み続けていただく』
ことを一番に考えて家づくりのお手伝いを
させて頂いています。

『いつまでも幸せに住み続ける』
と一口で言うのは簡単ですが、
実際にそれを成し遂げるには
大きなハードルをいくつも
乗り越えていかなければなりません。

やっぱり一番大事なのはお金です。

お家を建てた時は
小さかったお子さんも
成長されれば、学資もかかります。
また、お家の屋根や外壁、水回りのメンテナンスも
必要になります。

「この時期にはこれぐらいお金かかるよね」
と言う見通しができていると対処法もあります。

行き当たりばったりだと
大変なことになります。

お金のやりくりが苦しいと
お家の中もギスギスしたものに
なってしまいます。

お家のローンが払えなくなってしまったら
せっかく建てた夢のマイホームも
手放さなくてはならなくなります。

そうした、いろんなハードルを
乗り越えてこそ
お家が笑顔であふれている
癒しの場となります。

お家を建てる時は少し背伸びをして
いいものが欲しくなりますが、
先々のことを考えると無理は
禁物です。

私は資金計画の段階から慎重に、
将来負担にならない計画を立てる
ようにお勧めしています。



家づくりはお客様にとって大きな人生設計
私もその都度真剣に取り組みます。


打ち合わせ

お家を建てることは
大きな人生設計です。
人生がかかっています。

そういうお客様に対して、
「とりあえず間取り作りましょうか」みたいな
生半可なことはできないです。

私も真剣勝負で堅実にできる範囲で最良のもの
を提案させて頂きます。

私たちの会社が「ここまでさせて頂きます」
と言うのを全部見せないと納得して頂けないです。



家づくりは人生最大のお買い物

人生最大のお買い物

目先のことだけ考えると
本当に家作りに失敗してしまうんですね。

長い目で見て、資金のこと、リフォームのことと、
子供が巣立った後の家の使い方ところの三つをちゃんと
長期視点で考えることが大事です。

新築のお家の建築を検討される方は
30代の若い方が多いです。

30代の方にとって
老後のことなんて
「そんな先のことは
その時になって考えたらいいのでは」
と思われるかもしれません。

他のことはともかく、
家づくりにおいては
「そんな先のこと」も
ちゃんと考えておく必要があります。

家は一生のお付き合いになるからです。
年齢を重ねてから
大掛かりなリフォームは大変です。

ですから私は1坪でも小さいお家を
お勧めしています。

家の建築費は1坪がいくらと
決まっているので
1坪でも小さくなると
建築費が少なくて済みます。

当然、10年〜15年後にやってくる
屋根や壁の修理費用も坪数が少なくなると
少なく抑えることができます。

また、
後々の修繕のことを考えると、
屋根や外壁に少しお金をかけておくと、
性能がいいものは修繕をするまでの
期間が長いです。

コンパクトで機能性の良いお家を
建てられることをお勧めしています。


知識は武器

知識は武器

何もわからないまま
家づくりを始めないでください。

家づくりのこと何も知らないまま始めると、
業者の言いなりになってしまい、
後々「こんなはずではなかった」
ということになりかねません。

弊社では、家づくり勉強会を無料で
開催しています。

もちろん、弊社でお家を建てて
いただければ嬉しいですが、
もし、弊社以外でお家を建てられたとしても
この勉強会で得られた知識は大いに役立ちます。

知識は武器です。
あなたの一生を賭けた買い物ですから、
しっかり知識を得て、
慎重にプランを立てられることを
私は願っています。

見積書を見てがっかりしていませんか?

がっかり

私はお家を建てる土地が決まり、
無理のない資金計画ができてから
お家の設計図を作成します。

土地も決まらない、
資金計画も立てていない状態で
お家の設計をしても
その通りのお家を建てることは
まず不可能です。

土地の向きや形状、建築条件がありますし、
吹き抜けにしたい、広いキッチンが欲しいなど
あなたのご希望を全部盛り込んだ夢のお家は
おそらくご予算よりかなり
高めになってしまいます。

そうすると、あれもこれも
諦めないといけないことが
たくさん出てきます。

せっかく楽しくプランニングしても
諦めることがたくさん出てくると
あなたをがっかりさせてしまう
ことになります。

本当に人それぞれいろんな思いがあって
譲れるもの譲れないものがあるので、
その思いにできるだけ寄り添って
形にして行きます。

思い通りにいかなかったら
「これはできないけど、
ちょっと見方を変えてこういうことができますよ」
とプラスアルファのお話ししながら決めていければ
わくわくするじゃないですか。

ご要望をうまく土地に当てはめ
間取りとして成立させるのは難しいです。

「どうやったらいいようになるかな」
「どうやったら喜んでもらえるかな」とか、
そんな思いを巡らせて
住みやすさも追求して全体のバランスを
考えています。

のちのち「懸案事項になりそうだな」っていうとこは
全部なくしていくような形で
設計するように心がけています。

土地を先に買わないで!

土地を先に買わないで!

土地を買うときは住宅会社と見に行きましょう。
お家を建てたいなと思ったらまず真っ先に思い浮かぶのが
「どこに建てようかな?」ということです。

気に入った土地が見つかっても
急いで買わないで下さい。

土地にお金をかけすぎると
建物や外構にお金をかけることができません。

その土地の建築条件があって
手狭になったり、使い勝手が悪くなったり
思うように家づくりを進めることができないのです。

不動産屋さんは土地を探してくれますが、
どういう家を建てることができるか
という目利きはできません。

角地は一見良さそうですが、
人目が気になって大きな窓が取れないけど、
窓をとったのに1日中カーテンを閉めて
いないといけないとかいろんな制約が
あります。

その土地の建築条件や日当たりや風の向きなどは
住宅会社でなくてはわからないのです。

どれだけ風を取り入れられるか。
明るくなるかっていうところ。
そういったことも全部考えて、
土地は決めて頂きたいので

土地は住宅会社と一緒に見に行かれる
ことをお勧めします。

家は建て終わりではなく、
建ててからが始まりです。

そのお家に住んでどんな
生活をされるかが一番大事です。
手狭で使い勝手の悪いお家は
住みにくいことになってしまいます。


収納は少なくていい

収納は少なくていい

収納はあればいいというものではありません。
あればいらないものも入れてしまいます。

収納があればあるほど溜め込んで
物は増えるんです。
取っていて忘れてしまうんです。

「これ、いつ使いますか?」
という箱が押し入れの奥に
あったりします。

「捨てればいいのにな」と思いながら
入れるところがあると捨てることができません。

適量というのが大事ですね。


家事動線

家事動線

自分の動線上に何か物があると、
出してもすぐ片付けやすいとか、
そういう動線を考えてプランするのが私は好きです。

一番は家事動線です。

奥様が忙しいので、
できるだけ短距離で家事を完結できる
動線を考えます。

お風呂と台所をぐるっと回れる
回廊を作るか、そこを壁にして収納にするか
そこにはせめぎ合いもあるのですが、
お客様のご要望を最優先にプランして行きます。


最後に朝日からのメッセージ

お客様が喜んでいただいているのを見るのは
私も本当に嬉しいです。
お客様の喜びが私の喜びとなっています。

新しい材料や設備が出て、日々進化していますので
家作りのコンサルタントとしても頼ってもらえるように
お客様に常に最適なご提案ができるように
心がけて日々勉強しています。

お客様の笑顔を増やすことが
私の一番の願いです。

2023年8月 8日

省令準耐火仕様

省令準耐火構造とは

省令準耐火構造とは準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造です。こちらの基準は住宅金融支援機構が定めています。また建築基準法ではなく、財務省および国交省所轄の省令として設定されています。


省令準耐火構造のメリット


省令準耐火構造の住宅は一般的な木造住宅よりも火災に強く、万一火災が発生したとしても被害を抑えられやすいというメリットがあります。そのため、火災保険の保険料も割安になります。

ただし、省令準耐火構造に適合させるために様々な要件を満たさなければならないことが挙げられます。そのぶんコストもかかりますが、省令準耐火構造は準耐火構造よりは基準は高くなく、メリットを得られやすい構造だといえます。


省令準耐火構造の特徴


省令準耐火構造の特徴

●外部からの延焼防止

隣家などから火をもらいにくくする延焼防止のための構造としています。外壁・軒裏を防火構造(30分耐火)にする、屋根に瓦やスレートなどの不燃材を使用するなどの条件はこのための仕様です。

●各室防火
火災が発生しても一定時間部屋から火を出さない構造としています。室内の天井や壁には火に強い石膏ボードなどを使用し、防火皮膜も施して、指定の性能(15分耐火)を有することで避難や初期消火を容易にしています。

●他室への延焼遅延
建物内部での延焼についてもできるだけ遅らせる構造としています。火が家全体に広がるのを抑えるため、火の通り道となる壁や天井内部にファイヤーストップ材を用いています。

耐震性能の最高等級「耐震等級3」

耐震等級とは

耐震等級は「住宅性能表示制度」のなかの1つの基準です。地震が起きたときの強さについて、等級1~3の数字で示しています。

家を建てるときや購入するときに、間取りや内装は目で見ることで判断できますが、「地震に対しての建物の強さ」などはなかなか判断できません。当社では第三者機関を用いて、お客様の安心のために、この地震に対しての強さも証明できるような体制を取っています。

メリット

地震が多い日本では、耐震性能の高さによって住宅の価値が大きく左右されます。住宅は地震から家族を守ることはもちろん、地震のあとも安全に住み続けることのできる「強さ」が必要です。また住まいの耐久性を高めることで、資産としての価値も上がります。

耐震等級について

本当に強い家とは、自身の揺れで倒壊しないことはもちろん、地震のあとも安心して住み続けることができる住まいです。素敵空館の家は、地震の揺れを吸収し、繰り返される地震動にも耐えられる高い耐震性能を備えています。

国土交通省の「熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会」の報告書によると、震度7の揺れが2回続くような震災で建物の倒壊を防ぐには現行の耐震基準の約1.5倍の強度が必要であることがわかっています。これは耐震等級3の家に相当し、それ未満では倒壊の可能性があるということです。

また繰り返される地震動に耐えるためには、「耐震」だけでなく、「制震」や「基礎の強さ」が必要不可欠です。

耐震基準4つのポイント

  • ● 建物は軽い方が良い ●

    全体的な重さはもちろんですが、最も重要な箇所は屋根です。屋根が重いと重心が高くなるため、自身の揺れの影響が大きくなります。もしも床面積や耐力壁の量が同じなら、重い瓦屋根よりも軽いガルバリウム鋼板屋根のほうが耐震性能は高くなります。 屋根はお家の印象を作るという考えもあり、こだわりが出る部分でもあります。後悔しないためにも、優先順位等を考慮して計画をしましょう。

  • ● 耐力壁が多い方が良い ●

    耐力壁とは建物を支える役割をもつ壁のことを言います。通常の壁とは異なり、構造変えることや構造用面材というものを入れたりすることで、強度を高めます。よくある住宅の木造2階建て以下の住宅では、耐力壁の量によって耐震性能が判断されることが多いです。 耐力壁を増やすことは間取りや外観にも大きな影響を及ぼすため、どの程度の耐震等級で進めるかなどはお気軽にご相談ください。

  • ● 耐力壁や耐震金物のバランス ●

    耐力壁の量が十分な場合でも耐力壁が比較的薄い箇所がありそこに集中して力が入ってしまった場合、そこから崩壊する可能性が高まります。そのため耐力壁は量だけでなくバランスも加味する必要があります。 また大きな力のかかる接合部を固定する耐震金物も、欠かせません。大地震で建物が激しく横に揺れると、耐力壁の両端の柱に強い力が加わるため、柱と土台がしっかりとつながれていないと、柱が引き抜けて倒壊の原因になりかねません。

  • ● 床の耐震性能(強度) ●

    耐震等級2以上の家を建てる場合は、床の強さについても検討しなければいけません。地震の揺れに上で最も重要な部分は耐力壁ですが、耐力壁がつながっている床が弱いと、先に床が壊れてしまい地震の力を耐力壁に流すことができなくなってしまいます。 「床倍率」という方法で床の強さは確認することができ、床組みの工法や厚さなどから強さを計算します。

2023年8月 7日

断熱性能はZEH基準をクリア

断熱等級とは

正式名称は「断熱等性能等級」といい、住宅の断熱性能がどのくらいかを示します。国土交通省が制定した「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」において設けられました。 等級は1~7の7段階あり、数字が大きいほど断熱性が高いことを示します。等級を満たすには、それぞれの基準を満たすように断熱材や開口部などの建材を選ぶ必要があります。

※2022年に3つの等級が新設
断熱等級は1980年に「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)」により定められた省エネ基準が反映されており、その内容は制定以降、改正が重ねられています。さらに近年では品確法で、2022年4月に等級5が、同年10月に等級6・7が新たに設けられました。 これは、気候変動問題の解決に向けて世界規模で取り組んでいる「2050年カーボンニュートラル」という目標を実現するための取り組みのひとつです。住宅の断熱性能を上げることで排出する炭素量を減らし、将来的な脱炭素化を目指しています。


ZEH水準とは

ZEH水準とは、ZEH住宅とするための外皮の断熱性能と一次エネルギー消費量の基準を定めたものです。

ZEHとは「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略のことです。年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した住宅を指します。具体的には、住宅の断熱性能の向上と高効率な設備システムの導入により、大幅な省エネルギーを実現したうえで、再生可能エネルギー等の導入を行います。


ZEHとは

※住宅の外皮とは
住宅の外皮とは、屋根、天井、壁、床、窓、ドアなど住宅の内外の境界になる部分のことです。外皮性能とは、この住宅の外皮の断熱性能や日射遮蔽性能等を表す用語で、外皮性能が高いほど、住宅内外で熱の出入りが起こりにくくなります。



断熱等級が高い住宅のメリット

  • ● 快適な室内環境になる ●

    UA値が小さくなり、外気の影響を受けにくいため、冬は暖かく、夏は涼しい室内環境で過ごせます。
    また断熱性能はテレワークや勉強などの知的生産性にも影響を及ぼします。部屋が寒くて集中できなかったり、暖房の室温を高く設定しすぎて頭がぼーっとしてしまうなどの事態を防ぐためにも、断熱性能を高めることが大切です。

  • ● 健康改善が期待できる ●

    高断熱化により、のどの痛み、手足の冷え、気管支喘息、アレルギー性皮膚炎等の症状が改善される傾向にあります。
    また、過活動膀胱症状の抑制や、室内活動時間の増加による生活習慣病、認知症のリスク軽減等にもつながります。室内環境を快適にすることで、健康にも良い影響があるのは非常に嬉しいポイントです。

  • ● ヒートショックのリスク軽減につながる ●

    ヒートショックとは、部屋ごとの気温差などにより血圧や脈拍が急激に変動することで起こる、心臓や血管の疾患です。特に脱衣所や浴槽内での発生が多く、場合によっては心筋梗塞や脳卒中にもつながります。
    外気の影響を受けにくい住宅づくりを行うことで、ヒートショックの原因となる部屋ごとの気温差を緩和できます。

  • ● 節電・節約できる ●

    外気の温度の影響を受けにくく室内環境を一定に保ちやすくなるため、エアコンの設定温度を弱めにしても十分な暖かさ・涼しさを感じられるようになり、節電・節約につながります。
    断熱等級を上げるためには初期コストがかかりますが、毎月発生する光熱費を抑えることが可能です。

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