おうちとリモートワーク

広島でも在宅勤務やリモートワークを行う人が増えてきましたね。
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大人の会社員だけではなく、学生の子供たちもリモート授業が始まって、
中にはたくさん宿題が出ることもあるようです。

ちなみに私の甥は、去年大学に進学しましたが、一度も通うことなく
いまだに、リモートで授業をうけております・・

リモートワーク、リモート授業の良い所は、
インターネットが繋がっていれば家中どこでも好きな場所で
仕事や勉強をすることができる所です。
通勤・通学もなく、集団にもならないので安全性も高いですね。
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一方で、プライベートの切り替えが難しい。
やる気スイッチがなかなか入らない。など、
普段リラックスして過ごしている自宅だからこその問題もあります。

自宅で仕事や勉強をする時は、
場所と作業を紐づけると良いです。

勉強は勉強部屋、仕事は仕事部屋、というように
部屋で仕切ることができれば勿論良いのですが、
必ずしも部屋が確保できない場合もあるかと思います。

そんな時は、例えば、
リビングでは勉強をする、和室では休憩をする。
リビングのこの机では仕事をする、ソファでは休憩をする。
など出来る範囲の中で、メリハリをつけるのも有効です。

お父さんもお母さんもお子様も、家族全員が
家の中でそれぞれの仕事や勉強をすることは、
今回のウイルスが落ち着いても、働き方、学び方の1つの方法として、
定着していくかもしれないですね。

これから新築住宅やリフォームをお考えの際、
こんな設備はいかがでしょうか。

・お子様が家にいても声が入りにくい防音の仕事部屋
・リビングに自然素材の勉強机
・ドアは仕事や勉強をしていても家族の顔が見える窓付き
・ロフトやサービスルーム、奥様の家事ルーム、中2階など、

家族がそれぞれ過ごせる空間を間取りにプラス

_DSC0516.jpg_DSC0465.jpg                                  
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理想の住まいについてご要望をご相談ください。

日本人が考え出したスタイル、『畳む』

日本の生活の中では『畳む』ものがたくさんありますよね。


それは、服に限らず

寝具・テーブル・座卓・和服・扇子・傘・風呂敷・提灯

衣桁(いこう)※衣類をかける道具 など、、、
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数え上げるとキリがありません。

畳む事の利点は、おおまかに3点あり

・コンパクトになり
・運びやすく
・収納しやすい


この 『畳む』 という特徴をいかして、部屋を有効に使っているのが

日本人の特徴とも言えるそうです。

朝は布団を畳んで押し入れに収納し、

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代わりに小さな机をだせば、寝室から食卓へ早変わりし、

和室 ちゃぶ台.jpg







机を少しグレードアップさせれば客間となり・・・

和室.jpg


押入れ付の部屋ひとつで、充分に暮らせる

昔からの知恵が日本人にはあります。

これに対し、西欧の家具は部屋の機能を固定してしまうので、

ベッドルーム、リビング、、、、

必然的に、部屋数が必要になってきますね。


部屋の機能を家具で固定するのと、

状況に応じて変化させるのと、

どちらが優れているのかは、考え次第だと思います。


大きな家で、部屋数がある家も勿論の事、良いのですが

昔ながらの日本の家の使い方を見直して、

最大限に使える、部屋の使い方を考えるのも

家造りをする仕事に携わる、

私自身の、ひとつの楽しみとも言えます。

ワンルームひとつにしても、

折り畳む家具を使えば、決して狭い空間ではなく

生活をするにあたり、最大限に使える、住まう方だけの

心地良い空間を生み出してくれる事もあるのではないでしょうか。

日本人が考え出したスタイル、『畳む』

小さな事にも意味があるんだと思わせてもらえる

大切なキッカケとなりました。


間取りを作る際には、今の暮らしから考えていくことも必要ですし、

将来的に必要になってくるものも考える事が大切ですね。

今の暮らしの様子と、将来的な望みや希望、快適に暮らせる家造りを

わたくしどもに、是非お聞かせください。