家のスタイルって?①

こんにちは。緊急事態宣言が延長されそうですね。
もうしばらく我慢の日々が続きますが、共に乗り越えましょう。

さて、いよいよ家づくりをスタートという時に

自分の理想の「家のスタイル」を言葉にして伝えるのは中々難しいものです...。
既に経験された方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで、いくつか「家のスタイル」のイメージをご紹介したいと思います。

〇オープンスタイル

部屋の中の間仕切りが少なく、その名の通り
「オープン」な空間を造りだします。

オープンスタイル.jpg

風通りが良く、開放的です。

「家族とのコミュニケーションを大切にしたい。」 
 「人の気配が感じられる家にしたい。」

という方お勧めのスタイルですね♪

また、カバードポーチ(屋根付きのバルコニー)を
付けると外観は、まるで西海岸...。

屋根付きバルコニー.jpg

アメリカのドラマに出てきそうな家です。


〇ミニマムスタイル

自分たち家族にとって、日々の生活に本当に
必要な広さと設備を最小限のレベルで考え
無駄を省く事によって実現できる空間があります。

ミニマムスタイル.jpg

また、コンパクトな暮らしを実現する住まいは
適正なコスト配分も可能になります。

ですから、
「本当はもっと○○にこだわりたかったけど、予算が...。」

といった事を防ぐことが出来ますね!

何となく、大きい家がいいと考えるよりも
暮らしをより豊かにするために必要なものは何か
を考えたスタイルです。

住宅購入時のトラブル③

こんにちは。
今回も前回から引き続きのお話です。

③ 住んでみると、想像と違った

注文住宅は、一からお客様と家を創り上げていきます。
何事も失敗しないためには経験が必要です。

【満足できる家を建てられるのは3回目である】
と言われているそうですが、3回も家を建てる人はそう多くないですよね。

だからこそ、弊社では職人さん方も含めて
何度も打ち合わせを行い、お施主様の「想い」をしっかりと形にして造り上げていきます。

ちなみに...

斬新なデザイン、吹き抜け、曲面壁面、らせん階段など、オシャレで視覚的に満足できる
間取りにこだわって「家づくり」をしたいと考えている方もいらっしゃると思います。
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もちろん、それも素敵なのですが...

しかし、吹き抜けがあるとないとでは、あるほうがどうしても冷暖房費がかかります。

曲面壁面もオシャレですが、場所によっては家具が置けず
らせん階段は上り下りしずらいところもあり、住み心地の点で言えば、
「かゆいところに手が届かない」そんな家が出来上がってしまうかもしれません。

また、間取りによっては、耐震性が低くなることも多いようです。

家は、安全安心で、快適に生活するためにあります。

どこを重要視するか、メリット・デメリットも
しっかりと把握して、納得できる家づくりをしましょう。

住宅購入時のトラブル②

こんにちは。広島県に緊急事態宣言が発令されましたね・・
弊社スタッフもPCR検査を受けました。結果は全員陰性でした。
ひとまずホッとしましたが、まだまだ気の抜けない日々が続きますね。

また、例年より22日も早く梅雨入りしましたね・・
ジメジメする季節がやってきました。
緊急事態宣言と合わせて、気が滅入りそうですが、
なんとか、ここを乗り切りましょう!!

さて、今回は、前回からの続きのお話をしますね。

② 隣地境界ギリギリでトラブル発生!

民法の規定によると、隣地境界線と壁面までの距離は
50cm以上離さなければなりません。
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ですが、耐火建築物の場合や慣習的に既に密集している地域で
隣人の許可が得られている場合は、50㎝未満でも良いこととなっています。

昔は、上記以外の地域で、この規定を守っていない場合も多く
隣地境界線と壁面までの距離が20cm程度しかないものもあったようです。

これでは外壁やエアコンの室外機、または給湯器、ガスメーターなどの
点検・修理・交換などができず、保障の切れるおおよそ10年後にトラブル
を生じかねません。

では、なぜこのような違法行為が可能だったのでしょうか...?
例えば、2棟以上の建売住宅では「売る前」であれば隣地は同じ業者のものであるため
隣人の許可があらかじめ得られているからです。

しかし、いったん売ってしまえば、隣地は他人のもの。
建物の間に入ることはできません!

一部の業者は、特定の理由がある場合に限り、隣地に入って点検・修理・交換などを
することを認める条項をつけています。

しかし、特定の理由というものが将来起こりうるすべての事項を
網羅しているわけではありません。

また、将来的に隣人が敷地の所有権を主張することはよくあることのようです。
更に...地震や火事や寿命などにより、将来建て替えるときは50cm以上離して
建てなければならないため、現在の家より極端に狭い家しか建てられなくなってしいます。

その結果、家が狭すぎて使い物にならない場合も...
すると土地の資産価値も著しく低下します!
特に、不整形な土地や狭小地ではなおの事です。

住宅購入時は、壁面から敷地境界線までの距離が
最低でも50cmは離れていることをしっかりと確認しましょう。

住宅購入時のトラブル①

さて、弊社は注文住宅の会社です。毎日、「家づくり」と真摯に向き合っております。

が!今回は「注文住宅のよさ」から少し離れ、なかなか業者側が言い出さない悪い例
について、いろいろなケースを想定してご紹介したいと思います。

① インナーガレージで車のドアが開けられない!

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車の寸法は、一般的に幅が1.8m、長さが4.5m程度あります。
ですが、規格住宅や建売などの場合、幅が2.1~2.5m程度となっていることが多いそうです。

2.5mの幅では、車のドアの開閉ができる限界で、
それ以下では乗り降りするのも難しいでしょう。

ましてや、車庫の奥に家が建っていて
車の横を通って家に入らなければならないタイプの場合、
車の横が狭いと、車庫からは家にすら入れません!

そして、もうひとつ重要なことは、自転車置き場がないことです。

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そのため、実際には(軽自動車を除いて)車庫として利用することが難しく
駐車場は別途借りるケースも少なくないそうです。

つまり、車庫は自転車置き場兼物置として使われているのが実態です...

駐車場代という固定費は思わぬ出費となり
車を手放さないと、家計には大きな打撃となります。

駐車スペースのない土地というのは珍しいかもしれませんが
インナーガレージを検討される場合は、不適切な設計や設計ミスによるトラブルに注意しましょう。

因みに...

インナーガレージは、容積率には含まれませんが、
建築面積には算入されます。