収納「場所」②

こんにちは。昼間は暑い日が続いていますね。
広島でも新型コロナウィルスの感染状況が拡大傾向にあり
まだまだ気の抜けない日々が続きそうですね・・・

さて、前回からの続きです。

2.パントリー
パントリーとは、キッチンの裏にある、食品などを
保存・保管しておくための収納スペースのことです。
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さまざまな調味料や食材をストックしておきたい料理好きの方や
週末などに食材をまとめ買いするという方お酒好きの方にはとくにオススメの収納です!

棚や引き出しといった家具の数を減らせるのでキッチンスペースをスッキリ見せることができます。
また、「家事室」と兼用にする事で、収納だけでなく
アイロンがけやパソコンを使う際のデスク代わりにも。

3.床蔵収納
「敷地の条件などでどうしても希望通りの収納を確保できない...。」

といった場合にオススメなのが、「床下収納」「階段下収納」です。
小さなものから大きなものまで色々収納できる便利なスペースとして使うこともできます。

因みに...建築基準法では
「天井高1.4m以内でかつ1階の床面積の2分の1以内の広さなら床面積に含まれない」
と規定しています。

その規定内であれば、床蔵で中2階をつくっても
その分は固定資産税がかからない点も大きなメリット!
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お住まいの空間を最大限に有効活用することができます(o^―^o)

快適に生活するうえで、豊富な収納は欠かせないもののひとつですが
何でもいいというものではありません。

重要なのは、ご家族のライフスタイルにマッチした収納を適した場所に用意すること♫

居住スペースの間取りを考える時と同じように
どんな場面で、どんな収納が必要になりそうかをイメージしながら
自分たちに合った収納を考えてみると良いでしょう。

収納「場所」①

家を建てる際には、外観や内装、間取りなど
さまざまな点にこだわりたいですよね♪

そして、「快適な暮らし」を実現するために多くの方がこだわるのが「収納」です。

「収納はとにかく多くして欲しい!」  と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが
実は重要なことは、それだけではないんです。

「快適な収納」には「量」だけでなく「場所」も非常に重要なポイントになります。

「場所」が重要な理由は、「生活動線」にあります。

大きな収納をつくったとしても、目的やご家族の生活動線とマッチしていなければ、
使い勝手の悪い"不便な収納"になってしまうことも。

そこで、場所を重視した便利な収納をご紹介します(o^―^o)

1.土間収納

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居住空間を重視しすぎたせいで、玄関が狭くなって収納に困る方は
実は少なくないそうです。

土間収納は、そんな玄関にオープンスペースや
シューズクロークなどを設けたもの。

最初は「あまり使わないのでは」と思われる方も多いようですが、
実は使い勝手抜群の収納。

靴や傘だけでなく、例えば...
合羽、自転車、三輪車、ベビーカー、園芸用具、掃除用具などなど!

土間収納は、このような

「外に出しっぱなしは嫌だけど、室内に入れると汚れてしまう」

......というものを収納するのにピッタリなんです(o^―^o)

外から帰ってすぐに収納し、出かけるときにサッと使える
まさに生活動線を考えた収納といえるでしょう

素敵空館のインスタグラムにも土間収納の事例を
載せておりますので、気になられた方は、
是非チェックしてみてくださいね。
@suteki-qookan


家づくり計画②

今回は『土地探し』が先か『パートナー探し』が先か?についてです。

早速ですが...お勧めするのは「家づくり計画①」でご紹介した通り

『パートナー探し』⇒『土地探し』『です!
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絶対にそうでないといけない、というわけではありませんが
この順番には3つのメリットがあります。

① 諸費用

土地を先に決めた場合、多くの場合で融資の申し込みが土地と建物で2回に分かれます。

その場合、2回分の手数料がかかってしまいますね。
つまり、これを一つにまとめてしまえば諸費用を抑えることが出来るんです。
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② 予算

家を購入するときには、予算、つまり上限が決まっています。
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この予算の中には、土地+建物+諸費用が含まれていますが先に土地を決めてしまうと、
どうしても土地にお金をかけてしまう事が多い様です。

もちろん
「絶対に、土地にこだわりたい!」  「そのためなら、建物はとにかくローコスト良い!」

という場合は良いのですがいざ家について考えてみた時に
「え!?この予算では出来ないの?」  「やっぱり、家にもこだわりたかった...」
となってしまう事も十分に考えられます。

つまり、予算配分が上手くいかなくなる事が多い様です。

③ 制限

土地は、買ってしまえばどんな家でも建てられる
というわけではありません。

また、家を建てるために必要な工事もかわってきます!

地盤改良工事も、その一つですね。
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軟弱地盤なのか、比較的強い土地なのかによって工事の方法が変わってくるんです。

そうなると、当然かかる費用も違います。

ですが、『土地探し』をする際に
その土地にどんな制限があるのかは、よく分かりませんよね。

だからこそ、プロと一緒に探すことをお勧めします。

(不動産屋さんも、もちろんプロですが
工務店とは、見るポイントが違っている場合が多い様です)

分からないことが多い「家づくり」。

まずは自分たちの状況をしっかりと把握し
(いつまでに建てたい、予算はいくらか、必要な広さは...などなど)
その上で、まずはパートナー探しをされてみては
いかがでしょうか。
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家づくり計画①

4月になりましたね~、暖かい(暑い?)日も続いておりますが、
桜も散り始め、今年も入学式には桜は難しそうな感じで残念です。

色々な節目を迎える時期でもあり、そろそろ家づくりを考え始める方も
大勢いらっしゃると思います。
今回は「家づくり」をスタートさせるにあたり、やっておきたいことについてのご紹介です。

先日の相談会でもご質問の多かったものの一つがやはり「資金」について・・・
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沢山の方にとって、『家』は一生に一度の買い物です!

もちろん、だれもが失敗したくないことでしょう。
では、失敗しないために何をすればよいのでしょうか?

「家を建てる!」
と決めても、土地、建物、ローン、登記等の手続きなどなど...
やらなければいけないことは、次から次へとやってきます。

時には、上手くいかず行き詰ってしまう事も・・・
なので!まずは、以下のチェック項目ごとに
課題をクリアしていきましょう♪

1.保険の見直し
2.資金計画
3.諸費用の計算
4.誰に家づくりを任せるか決める
5.パートナー(業者)と一緒に土地選び
6.住宅ローン選び
7.火災保険選び
8.引き渡し、引っ越し


保険の見直しについて
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住宅ローンは30年や35年といった長い返済期間を設けることができます。
ですがこれは、現実が見えにくくなるという特徴があります。

例えば、家づくりの勉強をしようということで、住宅展示場に足を運んだ場合...

創りこまれた展示場を見て回っているうちに、
簡単に同じような家が建てられるような錯覚に陥ることがあります。

「収入めいっぱいのローンを組んで、35年で返済していけば大丈夫!」
だと...。
これは、住宅展示場のマジックでもあります( *´艸`)

ライフプランをきちんと計画していくと、収入ギリギリの返済が
とても難しいものだということがわかります。

ローンを組んでから見直すのでは遅いのです。

そして、どのくらいの返済が「適切」なのかを知るためには
家庭の収支をしっかりと把握して、見直す必要があります。

無駄な支出は一切なくすつもりで保険を丁寧に一つ一つ見直せば
案外、家づくりに掛けられる資金が増えるなんて事もありえますよね。


資金計画
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資金とはいっても、建物にはいくらかけられるのでしょうか?

資金(予算) × 約15% = 諸費用 としてかかってきます。

つまり

資金(予算)- 諸費用 =
 土地と建物にまわせるお金
 となります。

また、借入額を決めるうえでの大きなポイントは、年収を 税込ではなく
手取りで考えることです。

年収の手取り額に対する余裕をもった返済額(/年)の目安は   5分の1以下!

いくら借りられるかな~と、銀行のローンシミュレーターに任せると、
ほとんどの場合、分母が税込金額になりもっと借りられるような錯覚を引き起こします。

因みに、ローンが増えると必然的に
諸費用や固定資産税額もアップしてしまうのも気を付けておきたいですね!