おうちでできるアウトドア

みなさん、こんにちは。
連日うだるような暑さが続いてますね~。

爆発的な新型コロナウィルスの感染拡大によって
今年も旅行や帰省をせず、
家にいることを選択する方も
多いかもしれないですね。

このような世の中の影響もあってか、
ホームセンターや家具量販店で
どんどん売れている商品があるようです。

それは、、、テントです!
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家のベランダや、リビングにテントを張る
「おうちキャンプ」が子供たちの人気を集めています。

テントの中でお昼寝をしたり、カレーを食べたり、
カラーボールをたくさん入れて遊んだり、と

朝から夜まで、いつものおうちが、
ぐっと楽しくなると評判になっています。

これからの季節、家で楽しめるものといえば
家庭用プールがありますよね。
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水を入れることを考えると、水がこぼれてもいい、
外のお庭やウッドデッキなど、場所が限られます。

一方、テントはサイズによっては室内でも広げることが出来、
柔らかい布や、防水加工のものなど、素材やデザインも豊富で
屋内外を問わず、遊ぶことができます。

例えば、ベランダでのおうちキャンプは、
カセットコンロを設置するなど、ひと手間加えると、
さらにキャンプ感が出ます。
夜はランタンを置いても良いですよね。
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いつもの場所に、いつもと違うものがある、という所が
さらに子供たちをわくわくさせているようです。

おうちキャンプでも大活躍のベランダやバルコニーは、
家を建てる時に注目してほしい部分でもあります。

毎日、洗濯物を干すことを考えると、
水回りの動線も気になるところです。

また、同じものと思っているお客様も多いのですが、
ベランダとバルコニーでは明確な違いがあります。

ベランダ
2階以上にあり、住戸から外に張り出していて、
ある程度の雨風をしのげる屋根のあるスペース。
建物の外側にある、屋根付きの歩行可能なスペース

バルコニー
屋根がなく、2階以上で、手すりがあるスペースのこと

ルーフバルコニー
下階の屋根部分を利用したもの。屋根はついていない。
通常のベランダやバルコニーよりも広いケースが多い。


マイホームを建てたら、
家庭菜園やガーデニングをやってみたい、

家族や友人とBBQを楽しみたい、
ドッグランや砂場を作りたい、などなど

1階にお庭やウッドデッキ等がなくても、
2階・3階のバルコニーやベランダで
出来てしまうことが沢山あります。
洗濯物を干すだけの場所ではありません。

お客様それぞれの、家族構成や
ライフスタイルに合わせて、ご提案をいたします。

皆様のご趣味や、新生活でやってみたいことを
私たちにご相談くださいね。

今がダニの活動時期なんです

暑いですね~!
連日、全国各地で日中は35度を超える猛暑日が続いていますね。

最近の住宅は気密性が高いため、
一年中、快適な温度を容易に保ってくれる。

これはありがたいですね~!

しかし、どんなに性能の良い住宅でも
きちんとお手入れしなければ
その良さも半減してしまいます。

快適な住宅は、実はダニにとっても快適な状態に
なっているかもしれません・・・

ちょっと怖いですね。

今回は、この目に見えないダニを
対策する方法を考えていきましょう!

ダニの死骸やフンは
アレルギー症状などを引き起こすことは知られています。

ダニが好む環境は湿度70%以上の環境。
高気密住宅で、この湿度になってしまうと
たちまちダニの住処となってしまいますね・・・

それでは、どうすればよいでしょうか。

まずはエアコンの除湿機能などを利用して、
室内の湿度を60%以下に保ちましょう。
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これだけでダニの繁殖を防ぐことができます。

それから掃除機がけです。
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掃除機のパワーを強にして、
1㎡あたり約5分かけ、
ダニやダニの栄養源であるホコリを
丁寧に取り除きましょう。

掃除機をかけることで
吸い取られるだけでなく、一部は室内に舞い上がってしまいます。

掃除機をかけた後は、室内2か所の窓を開け
1時間ほどしっかりと換気をします。

毎日のお掃除の仕方でも
ほんの少し意識するだけで
ダニの繁殖を抑えることができるんです!


次にダニの温床となりがちな寝具
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布団は天日干しが有効です。
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夏は紫外線が強く、熱がこもりやすいので、
片面1時間をめやすに
裏表まんべんなく日に当てます。

干した後は、片面40秒ほど掃除機をかけておくと
布団に残ったダニの死骸を取り除けます。

マットレスなど、外に干せない場合は
布団乾燥機などを活用するのもよいでしょう。

また、クローゼットや押し入れの中も心配ですね。
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クローゼットやタンスに入れっぱなしの衣類は
年に1~2回、風をあてて湿気をとる「虫干し」を。
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虫干しのタイミングは、2~3日晴天が続き、
空気が乾燥している10~14時の間。

風通しのよい日陰で2~3時間干しましょう。

特にたまにしか着ない礼服などはカビも心配ですね。
しっかりチェックしておきましょう。

衣類を干している間は、クローゼットや押し入れの扉も
開けっ放しにして、風を通します。


クローゼットや押し入れに防湿材を入れておく場合は
衣類の下のほうに設置しましょう。

こまめなお手入れで、長く快適な
マイホームを楽しみましょう!(^^)!

暑い夏をいかにして過ごすか

みなさん、こんにちは。
梅雨もようやく終わり、
毎日毎日蒸し暑い、
日本の夏がやってまいりました。

しかも今年の夏も、
思うように海やプールに行くことや
避暑地に行くこともままならず、
またSTAY HOMEを
余儀なくされる日が来るかもしれません・・・

では、いかに夏を、家の中で快適に過ごせるか。
これについて考えてみたいと思います(^^)

木造住宅に住んでいると、
一階は涼しいのに二階は暑くて
夜が寝苦しい
なんてことありますよね?

ではなぜそうなってしまうのか。
原因と対処方法をご紹介させていただきます!

一般的に、暖かい空気の方が冷たい空気より軽く
上の階に溜まってしまう、

というのは常識的ですが、
実はほかにもいくつかの原因があるんです。

外気温が家の中に入ってくる
最大の場所はどこでしょう?

夏の暑さは屋根から?
もちろんそれもありますが、いちばんは窓。
窓なんです!
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暑さも寒さも、窓から入ってきます。
窓を閉めていても。です。
南側のリビングや西日の入るお部屋は
冬場はあったかいですよね。

その反面、夏の日差しや温度も伝えてしまいます。

ペアガラス、ハイブリッドサッシ、
樹脂サッシ、遮熱ガラス、
などなど窓の性能によってはずいぶん抑えられますが、

一般的な対策法としては、
西面に窓のある家なら
1日の早い段階で
雨戸や遮熱カーテンなどを
閉めてしまう事をオススメします!

夕方の強烈な西日は
暑くなる前にシャットアウトしてしまいましょう!
昔ながらのすだれやよしずを活用するのもいいですね。
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昔の日本家屋は
「軒の出3尺」と言って、
90cmほど軒を出すのが一般的でした。

今はデザイン性や、斜線の関係で
軒を出す家はなかなかありませんが、
これは、夏の高い位置の太陽の日差しを遮り、
冬の低い位置の太陽の日差しを取り入れるという、
とても合理的なものだったんですね。

涼しくしたいなら、まずは
窓を開ければいいのでは?

部屋の換気をして
風が通り抜ければ涼しくなるんじゃないの?
と思いますが、
実は日なた側の窓を開けたら
熱気ばかりが入ってくるんです。

換気するにはちょっとコツがあるんです。

「対角線上の2ヶ所の窓を開ける」
そのとき日陰側などの涼しい風が入ってくる方の窓を
もう1ヶ所の窓より小さく開けておくと
涼しい風が入りやすくなる。

窓が1つしかない部屋の場合は
サーキュレーター(扇風機でもよいですが、サーキュレーターの方が更に効果あり)
をまわして熱を外に出す。

カーテンはレースなど風の通すものをかけておく
こんな感じで、ほんの少し工夫するだけで、
家の中を快適に保つことができたりします。

コロナの影響もあり、今年の夏も
厳しい夏になるかもしれませんが、
少しでも快適にすごせますように!(^^)!

瓦の紋様に込められた人々の願い

皆様、こんにちは。

広島では、コロナ禍も少し落ち着いてきたのかと思いつつも、
まだまだ安心はできないですね・・・
一日でも早く収束、また終息することを
願ってやみません。

日本は昔から厄除け・魔除け、吉祥願い等
願いが込められた紋様の入った
建築物がつくられてきました。

瓦屋根にも
独自の装飾や紋様が施されていることが多いです。

「三つ巴」(みつどもえ)
(雷さま、和太鼓のイメージがありますね)
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勾玉のような形の巴が円形の中に三つ入ったデザイン
「三つ巴」には厄除けや武神の紋章のイメージがあり
水の紋様は火災防止のメッセージが込められています。

「青海波」(せいがいは)
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広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄でもあり
無限に広がる波の文様に
未来永劫へと続く幸せへの願いと
人々の平安な暮らし
への願いが込められた
縁起の良い吉祥紋様です。
この青海波を新築を瓦に使用しても素敵ですね。

「籠目」(かごめ)
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格子柄の連続柄の紋様「籠目」
(正三角形を上下に重ねた星形の紋様の連続柄、
「星形は六芒星」ともいいますね)
陰と陽、光と闇という相対する事象や調和を意味し、
邪気を祓う模様です。

古くから日本では物の怪や邪気
悪霊といった悪い類いは
「凝視」されることを嫌うと考えられていたそうで
籠目模様の隙間を「目」とみたてて
目がたくさんあるような置物が
家の前に置かれてきました。
また籠目模様は魔除けの役割があるとされていた為
お札として玄関に貼っていたようです。

また魔除けのアイテムとして
玄関先に竹籠が掛けられていました。

時代は違えど人は無病息災、
平穏な暮らしをを願うことは
不変的なものですね。

生活様式が大きく変化し
在宅勤務が多くなったり
ご自宅で過ごす時間が増えた今
気持ち良く安全な暮らしが出来るのはもちろん
特別な時間を過ごす為の家の悩み、
住宅のご相談、お悩みなどございましたら
是非弊社までお気軽にご相談ください。

四季を過ごす知恵がつまったお庭

皆様、こんにちは。

つい、先日のニュースで
『先端技術を活用した農業の普及』をさせて、
昨今、問題となっている労働力不足の解消を図る
という、おもしろい話題がありました。

GPSを利用した自動で直進走行する田植え機や
農業用のドローンなど、参加した農業関係者の方々へむけて
実演されたそうです。
これを見てドラマの「下町ロケット」の続編を思い出したのは
私だけでしょうか・・・

それはさておき、
問題となるのは高額な導入費用。
普及には、まだまだ課題が残りそうだと締めくくられていました。

農家といえば、今でも郊外に行くと
お庭にこんもりと茂る木々や、畑や田んぼ。
日本の原風景に近い場所もありますよね。

木々に囲まれている割に、明るく、夏は涼しく、
冬はさほど寒さを感じないように
農家の庭には日本の四季を過ごす知恵が詰まっている
ことをご存じでしたでしょうか。

その秘密は、植えられた木々のそれぞれの役割にあります。

ケヤキ(欅)は関東の土壌に多いローム層で
早く育つのでみるみる大きくなります。
大木になったケヤキは、東側や南側に植えれば
夏の日差しをさえぎってくれて、夏の暑い風も
木陰を通ると2~3度は下がるので、涼しい風を運んでくれます。
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シラカシ(白樫)は常緑で、葉に照りがあるのが特徴です。
庭先の北側からL字形に植えていけば
冬は風を防ぐと同時に、特徴である照りのある葉っぱが
太陽光を反射して、北側の空間を明るくしてくれます。
さらに、シラカシの堅い枝はクワやスキ等の農具の柄にもなるそうです。
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昔の農家の母屋の裏側には、が植えられており
土壁の下地骨や茅葺き屋根の下地の桟も竹が多かったので
住む家も、自家製でまかなえたそうです。
竹は成長も早いので、木々を必要以上に伐採する必要もなく、
土に埋めた食べ物の屑なども素早く分解してくれる利点もありました。
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無駄のない暮らしが、今は注目されていますが、
日本の農家の方々は昔からやっておられたのですね。


農家の方々は、梅や柿、シソや山椒といったものも育てていて
地産地消ならぬ、「家産家消」を実現していたのです。

このように、農家の家には知恵が詰まっています。
最近は、家の庭だけでなく、
畑を借りて農業を趣味としている方も増えているようですが、
戸建てを設計するうえで、庭ありきという方も増えています。

家づくりをお考えの方や、新築やリフォームをお考えの方、
お気軽に、弊社までご相談ください。