瓦の紋様に込められた人々の願い

皆様、こんにちは。

広島では、コロナ禍も少し落ち着いてきたのかと思いつつも、
まだまだ安心はできないですね・・・
一日でも早く収束、また終息することを
願ってやみません。

日本は昔から厄除け・魔除け、吉祥願い等
願いが込められた紋様の入った
建築物がつくられてきました。

瓦屋根にも
独自の装飾や紋様が施されていることが多いです。

「三つ巴」(みつどもえ)
(雷さま、和太鼓のイメージがありますね)
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勾玉のような形の巴が円形の中に三つ入ったデザイン
「三つ巴」には厄除けや武神の紋章のイメージがあり
水の紋様は火災防止のメッセージが込められています。

「青海波」(せいがいは)
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広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄でもあり
無限に広がる波の文様に
未来永劫へと続く幸せへの願いと
人々の平安な暮らし
への願いが込められた
縁起の良い吉祥紋様です。
この青海波を新築を瓦に使用しても素敵ですね。

「籠目」(かごめ)
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格子柄の連続柄の紋様「籠目」
(正三角形を上下に重ねた星形の紋様の連続柄、
「星形は六芒星」ともいいますね)
陰と陽、光と闇という相対する事象や調和を意味し、
邪気を祓う模様です。

古くから日本では物の怪や邪気
悪霊といった悪い類いは
「凝視」されることを嫌うと考えられていたそうで
籠目模様の隙間を「目」とみたてて
目がたくさんあるような置物が
家の前に置かれてきました。
また籠目模様は魔除けの役割があるとされていた為
お札として玄関に貼っていたようです。

また魔除けのアイテムとして
玄関先に竹籠が掛けられていました。

時代は違えど人は無病息災、
平穏な暮らしをを願うことは
不変的なものですね。

生活様式が大きく変化し
在宅勤務が多くなったり
ご自宅で過ごす時間が増えた今
気持ち良く安全な暮らしが出来るのはもちろん
特別な時間を過ごす為の家の悩み、
住宅のご相談、お悩みなどございましたら
是非弊社までお気軽にご相談ください。

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