「美しい家」とは

美しいと思う感覚は人によって違います。
しかし、多くの人が共通する美しさの基準とというものが3つあります。
聖徳太子や法隆寺を建立するときに制定したと言われる「大和比」
ダビンチが制定したと言われる「黄金比」
安定や安全、安心を感じさせる「シンメトリー」の3つです。

一つ目の「大和比」
世界的には「白銀比」と呼ばれています。
数値にすると「1:√2」の比率になります。
正方形と対角線の割合ですね。無駄のない美しさになります。
法隆寺だけでなく、日本の寺院仏閣のほとんどがこの大和比で建築されています。
その境内に一歩足を踏み入れただけで、どこか精神が浄化される感じがしますよね。
日本人にとって馴染みの深い、美しさの基準です。富士山の高さと底辺。新聞紙。
煙草のパッケージ。コピー用紙。など身近に「大和比」を使用しているモノは沢山あります。
ドラえもんの姿やキティちゃんの顔の縦横の比率など、どこか親しみをを感じ愛される基準でもあります。
大工さんが使用しているモノサシ曲尺の表目、裏目にそれぞれこの基準が刻み込まれ、
電卓など使わなくとも複雑な計算ができるので、日本家屋を現場合わせで加工できる
とも言われています。

二つ目の「黄金比」
ギリシャのパルテノン宮殿などの紀元前の建造物にもみられ、
自然界にとって最も美しく感じる対比と言われています。
銀河の渦にもその対比が見て取れ、宇宙で最も美しい比率とも言われています。
フランスの凱旋門、モナリザの微笑み、ゴッホのひまわりなどの絵画や芸術品のほとんどに
黄金比が隠されています。
映画にもなったダビンチコードの中にも出てくる数値「1:1.618」の比率になります。

三つ目の「シンメトリー」
比率は「1:1」です。国会議事堂やホワイトハウスなどの安定や安全、
安心を表現するデザインに多く使用されます。
宝石などのジュエリーでもシンメトリーは安定や安全を意味するデザインとして使われております。

素敵空館では、この三つのデザインの基準をお客様のマイホームのプランにおいて採り入れ、いつまでも美しい
お家をご提案させて頂こうと考えております。

猫と暮らす家

突然ですが、皆さんは家族の一員として、ペットを飼っていますでしょうか。

新型コロナウイルス以降、多くの人々がペットを家族に迎え入れ、
その中でも特に猫の人気が急上昇しています。
そこで、今回は、猫の気質を理解し、
それに合わせた家づくりのアイデアを提案したいと思います。


まず猫の性格について皆さんは何を思い浮かべますか?

かわいい、好奇心旺盛、時々甘えたい...など猫は自由気ままな生き物で、
その気持ちは日々変化します。

そんな猫の特性を考慮して、家づくりを考えると、
どのような要素が重要になるでしょうか。

一番大切なのは、何と言っても猫の安全。
猫は繊細な生き物で、
大きな音に驚いた拍子に窓から飛び出してしまう可能性もあります。

それはもちろん我々飼い主にとっても猫自身にとっても、
非常に大きなリスクとなります。
そうした危険を避けるための一つの対策として、
内ドアの設置が推奨されます。

また、猫は外の世界に強い好奇心を抱く生き物です。

この内ドアは、ただ単に窓やドアからの脱走を防止するだけでなく、
窓を開けたときにこの内ドアを通して外の新鮮な空気を感じることができます。

内ドアを設けることで、猫は安全な状態で外の世界とつながることができ、
ストレスの軽減だけでなく、心身の健康維持にもなるでしょう。

ですが、内ドアがあるにも関わらず、
弊社の宣伝部長である「みろく」は、
脱走して10日間帰ってきませんでした・・・
これは、飼い主である私の完全なるミスなのですが、
内ドアを開けたままにしてたのを忘れて、玄関ドアを開けてしまったのです。
ケガもせず無事に捕獲できましたが、飼い主にとっても、本当に生きた心地のしない
10日間でした。
何のための内ドアなのかとお思いになるでしょうが・・・反省しております。
皆様はこんな思いはされませんように、心から祈っております。
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次に、猫が満足感を得られる遊び場の設定が必要です。
キャットウォークやキャットステップの設置は、猫の上下動を促進し、
散歩代わりにもなります。

スペースが限られている場合、
収納とキャットステップが一体化となった家具もおすすめです。

さらに、ペット用フローリングを選べば、爪の傷もつきにくく、
滑りにくいので、猫にも人間にも嬉しい機能が盛りだくさんです。

一度コンセプトが明確になれば、
それに沿った具体的な計画を進めていくことが可能となります。

例えば「猫第一!猫ファーストの家」や
「猫も私たちもうれしい機能が充実した家」などなど...
コンセプトが決まれば家づくりに必要な要素が見えてくるかと思います。


猫それぞれに個性や性格があり、
その違いを理解し尊重することは、幸せな共生に欠かせません。
猫に最適な環境を提供し、ストレスを最小限に抑えることで、
生活の質を向上させることができます!

お互いが安心して過ごせる家づくりをしましょう!

「家事楽動線」を取り入れた間取りについて

先日、雑誌をみていたら、
「女性でも入りやすいラーメン屋」という特集をやってました。

本来男性向けのものが、間口を広げて営業をするためのポイントが書いてありました。

雑誌やテレビの特集でも、最近はよく「女性のための○○」や
「育メンのための○○」、「家族連れのための○○」という表現を見ます。

家づくりで考えてみると、どんなテーマが喜ばれるでしょうか。

例えば、こどもがいる家庭では家の中で一番多く時間を過ごすのは、
子育てママや子育てパパではないでしょうか。

料理・掃除・洗濯、そして育児まで、家の中で頑張ってらっしゃる子育てママ・子育てパパのために
お家づくりでは、家事を応援する間取りプランがあります。

今回そのひとつとして、ご紹介するのは【家事楽動線】です。


家事をする方ならよくわかると思いますが、
時間と労働のかかる家事はできるだけ楽に済ませたいですよね。
そのためには、家事導線がとても重要になります。

例えば
・必ず家を出入りする。
・洗濯で洗った衣類は、ベランダやバルコニーを使って干す。
・料理をするとき、調理途中で外に出ることは少ないかもしれませんが、
 買い物をした食材を冷蔵庫にしまう、キッチンで出たゴミを出す。


など、家事をする方はAをしたらBをするというルートがあります。


そこを改善する策として
例えば
・買い出しをの食料品はすぐにしまえるように、勝手口をつける。
・勝手口の横にはパントリーとキッチンを配置してその奥にランドリールームを設ける。
・洗濯物が終わったらキッチンとパントリーを抜けて、そのままバルコニーに出られるようにする。

このようにすれば、効率よく作業ができますよね。


また、こどもから目を離さず家事ができたり、
家事が早く終われば、こどもと一緒に遊ぶ時間も確保できますし、
家事が楽になれば、こどもも一緒に家事を手伝うこともできます。
そうすれば、家族のコミュニケーションの増加にもつながります!


お家づくりをする際には、得する間取りを選んでみてください!

防災意識を高めるために

日本では、日常生活の中で小さな揺れを感じたり、
自然災害のニュースを見る機会が世界の中でも多いそうです。


なぜなら地震大国と言われるほど、
世界でも有数の地震多発地帯だからだそうです。


ちなみに皆様は『ハザードマップ』をご存知でしょうか。


ハザードマップとは、
自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、
被災想定区域や避難場所・避難経路などの
防災関係施設の位置などを表示した地図のことです。


<ハザードマップで調べられること>
・浸水予想区域
・土砂災害のリスク
・津波、高潮のリスク
・地震の被害程度、範囲


上記の情報に加えて、
各地区における避難場所なども記されています。


どれも安全な住環境を確保するうえで欠かせない情報となるため、
事前に住みたいエリアのデータを調べておくとよいです。


自治体で作成しているハザードマップは、
自治体のホームページや国土交通省から確認することができます。


さて、冒頭でも触れましたが、日本は災害の多い国です。


そのため、気になる土地を見つけたとしても、
ハザードマップを確認すると何らかの危険地域に
該当する場所だった、というケースは少なくありません。


ただ、危険なエリアをすべて避けることは難しく、
完璧に避けようとするとなかなか土地を確定することができません。


土地探しでは何かを明確にし、
リスクを知ったうえでどう判断するかが重要です。


例えば、
「サーフィンが趣味だから、海まで歩いていける距離が良い」
と選んだ土地は、津波の浸水リスクが高いかもしれません。


しかし、3階建てにして、寝室を3階にすれば、
たとえ睡眠中であっても危険を回避できるなど、
リスクはあっても工夫することで
その土地の良いところを諦めずに済む可能性があります。


災害リスクを確かめたうえで
事前にどのような備えをしておくべきか、
災害が発生したらどのように行動すべきか、
といった手段を明確にしてハザードマップをもとに、
避難場所や避難経路などを家族で話し合っておくことが大切です。


最新の状態を確認しながら、
土地選びや災害への備えを進めていきましょう。

日々の生活で実施しやすい風水

今回は日々の生活の中で実践しやすいものをご紹介します。


「『陽』を意識し、明るい玄関に」

玄関は人だけでなく、
自然界のあらゆる気も出入りする場所です。
このため、明るいイメージにする必要があり、
お掃除も丁寧にしておかなければなりません。

家族全員のその日履いている分の
靴だけを出しておくようにし、
その他は下駄箱にしまう癖をつけましょう。


明るい玄関には観葉植物や花も似合いますので、
お客様を迎えるにも雰囲気がよく、
お互いに気持ちのよい場所になります。

スペースがあれば、少し大きめの
「シンボル・ツリー」となるような
観葉植物を置くのも運気アップになります。


「家族の集まるリビングやダイニングはすっきりと」

寝室の次に長い時間滞在するリビングやダイニングなので、
「明るく暖かい」という居心地のよさを
大切にしなければならないのはいうまでもありません。


家具・インテリアもごちゃごちゃさせず、すっきりと整えます。
色も明るいトーンの色味で統一させて、
落ち着きを演出します。

テレビやオーディオ、ホームシアターなどの
家電製品も多い場所ですので、
観葉植物を置いてパワーのバランスを
保つようにすると良いです。


「寝室のベッドの位置」

平均的に8時間、つまり1日の3分の1を過ごす寝室。
その間はのんびりとリラックスしたり、
実際に睡眠をとったりと、無防備な状態となっています。

この「何もバリアを張っていない状況」で
暗く悪い気からの影響を受けないために、
落ち着いた雰囲気の寝室作りを心がけましょう。


特に重要なのはベッドの位置です。
ドアを開けてベッドが見える位置にあるのはよくありません。
ベッドの移動が可能なら、ドアの対角の位置に動かしましょう。

そして、ベッドを壁にぴったりとつけておきます。
モノが落ちにくくなるという実用面でも大切なことですし、
隙間を「強い気が通る」ともされていますので、
隙間を作ることはよくありません。

デリケートな方なら、眠りが浅くなったり、
睡眠時間が短くなったりすることもあるようです。


もしもベッドの位置をドアから見えないところ、
つまり気の流れから外せないときは、
ベッドとドアの間にスクリーンやパーテーションを置きます。

物理的なスペースが乏しいときは、
のれんや間仕切りカーテンを設置するのもよいでしょう。

マンションなどで、柱や梁の出っ張りが
部屋の隅に現れている物件があります。

これは壁刀(へきとう)と呼ばれ、
悪い気を発しているといわれています。

繊細な方ならば圧迫されているような印象を抱く部分です。
できればこの柱や梁部分を避けてベッドを置くようにしてください。
カーテンで隠すのも有効です。


以上、家づくり後でも気を付けられる
風水をご紹介してきました。


1日の3分の1以上を過ごす場所なので、
少しでも気持ちの良い空間にしたいものです。

以下に、今までお伝えしてきたことをまとめておきました。


・暗い玄関はNG。どうしても暗くなってしまうときは、
風通しに気をつけ、ライトで明るく保つことが大切


・体を清めるお風呂、不浄な物を流すトイレは鬼門に置かない。
間取り上仕方なかったときは、まめな掃除をし、観葉植物を置く


・階段には絵画、写真やカーテンを設置し気が通りやすくする。
写真や絵を飾るときは、方角に応じたものを


・寝室にはベッドヘッドの付いているベッドを置き、
ベッドヘッドはしっかりと壁につける。
枕元にスマートフォンを置くのは気の乱れを招く


・玄関には、「陽」を意識して少し大きめの
「シンボル・ツリー」となるような観葉植物を
置くことで運気アップ


・リビングやダイニングは「家の中心」に配置、
明るく暖かな雰囲気をつくる。
すっきりとしたインテリアに観葉植物を


・睡眠中に悪い気の影響をうけないよう、
ドアの対角の位置にベッドを移動。

難しい場合はドアから見えないようにするため、
ついたてなどでさえぎる

繰り返しにはなりますが、
家づくりの際に風水を気にしすぎると、
家づくり自体がなかなか進まなくなってしまう、
ということもあるかもしれません。

ただ、少しでも気持ちよく暮らしていくために、
無理のない範囲で取り入れていくのは良いのではないでしょうか。

「建売の間取り」について

先日、自宅の近くに4棟の建売分譲住宅ができて、ネットやチラシで大きく広告されていました。

私も参考と勉強のために近くまで行ったところ、近くにその分譲地のチラシを手にした、
小さなお子様連れのご家族がいて、私と同じように外から建物を眺めながら歩いていました。

すると、たまたまそのご家族の会話が聞こえてきました。

母親「この家、壁と屋根の色が明るくていいよね!」

父親「キッチンも対面になってるみたいだから、子供にご飯のお手伝いをしてもらいやすいね!」

子供「わたしお手伝い頑張るよ!」

母親「でもこの家だと階段が玄関入ってすぐだから、○○(子供の名前)が帰ってから、
   家族に会わずに2階の子供部屋に行けるんよね。」

父親「確かに、子供が帰宅したら、自分の部屋に行く前に、1回は顔見たいよね。」

さて、この会話を聞いてゾッとしませんか?

そうです。

チラシやネットに載っている建売住宅は、多くの場合、間取りがバレバレなのです。

よく、お客様から「注文住宅と建売住宅の違いって何ですか?」と聞かれます。

建売住宅の大きな特徴として、「建てる前からどんな家なのか、間取りまで分かる」という点がありますが、
逆に考えると、「住む人以外にもどんな家か間取りまでわかってしまう」ということなんです。

やむを得ない部分ではありますが、自分の家の間取りが、見ず知らずの誰かに知られている可能性がある、、、
というのに不安を感じることはあります。

私たちも、完成見学会といったような形で、お客様のお家をご紹介させていただく場合がございます。

その際には、これから住むお客様に、最大限安全で安心に暮らして頂けるよう、
見学会に来場される方には、当社の考えをご理解いただいた上で、必ずお名前やご連絡先を
お教えくださるようご協力をお願いしています。

知って得するカーテンの色(暖色編)

皆様 こんにちは
とても久しぶりにブログの更新です。
今後は、定期的に更新していきますので、みなさま よろしくお願い申し上げます。

さてさて、今回は、カーテンのお話をしていきます。
マイホームが完成したら
いよいよ新生活のスタートです。

新たな生活にに必要不可欠なものの1つに
「カーテン」があります。

もちろん、好きな色を取り入れるのが1番です。

しかしながら、色にはそれぞれ効果があり、
お部屋によって、おすすめの色や
使い過ぎない方が良い色があります。

今回は「暖色系」の色について
ご紹介したいと思います。

【白・アイボリー・ベージュ】

清潔感があり明るい印象を与える、
白・アイボリー・ベージュ。

空間を広く見せる効果が
あるので狭い部屋にも◎

特に白色は太陽の光を
たくさん取り込みます。

日が当たり過ぎる部屋の場合は、
暑くなってしまう可能性があるので、

カーテンの素材を遮熱効果のあるものにするなど、
機能性で調節しましょう。

ベージュは、飽きにくく、
洋風・和風・モダンなど、
どのインテリアとも合わせやすいです。

万人ウケする色ですが、使い過ぎると、
のっぺりした印象になりやすいので、

他の色でアクセントをつけて
メリハリを与えるとよいでしょう。


【オレンジ・黄色】

オレンジ色は、緊張感をほぐしたり、
開放的な気持ちにしてくれます。

また、食事を美味しく見せ、
食欲が増進する色です。
キッチンやリビング、子供部屋にも◎

部屋全体が明るく、元気な印象になります。
壁や床の色に多い、白色・茶色と相性が良いので
コーディネートもしやすいです。

は、気持ちを前向きにし、
にぎやかな雰囲気をつくります。

会話を活発にしたり、
時間が早く感じる効果があると言われています。

カラッと乾いた印象になるので、
トイレや浴室など水まわりにも◎

道路標識や子供用の通学帽子が黄色になっているように、
注意を促す目立つ色であり、興奮作用もあります。

お部屋のワンポイントとして取り入れるのも良いでしょう。


【赤・ピンク】

赤色は、交感神経に作用し、体温を上げたり、
食欲を高めてくれます。エネルギッシュで元気が出ます。

人の集まるダイニングやリビングに◎
気持ちを盛り上げ、楽しい会話が弾みます。

一方で興奮作用があり、取り入れ過ぎると
落ち着かない部屋になる場合があるので、
差し色として取り入れるのもおすすめです。

ピンク色は、情緒を落ち着けて、
優しい空間にしてくれます。

淡いピンクはリラックス効果も高く、
寝室や子供部屋にも◎

化粧品のパッケージや女性向け広告に多用されているように、
華やかでありながら柔らかく、女性的な印象になります。

また、女性ホルモンを刺激し、肌の調子を良くしたり、
血行が良くなるなど、美容効果があるとも言われています。


以上、暖色系の色が持つ効果についてご紹介しました。

1番大事なのは、
家族みんなが気持ち良く生活できることです。

色の特性に囚われ過ぎず、
家族の意見を大切にしてくださいね。

そして快適なマイホームライフを
弊社と一緒に作っていきましょう。